ユーロのファンダメンタルズ分析と指標について

2019年1月23日

ユーロでファンダメンタルズ分析を行う際に

どのような指標を見て行けば良いのかご紹介致します。

米ドルよりも値動きが荒くハイリスク、ハイリターンの為、米ドルと合わせて確認すると

良いかも知れません。

各国の指標が知りたい場合はこちらから ⇒ ファンダメンタルズ分析で役立つ各国の指標についての説明

ECB総裁発言

2019年現在は、ドラギさんがECB総裁を務めていますが、本来なら政策金利の方が

重量指標をして、知名度が高いですが、投資を行っている方はご存知かと思いますが、

ドラギECB総裁の会見など、発言の方が相場が動いているイメージがあります。

ドラギさんがECBを務めて、経歴が長い事もあると思いますが、インパクトは1位かと思います。

 

ECB理事会の政策決定会合

こちらは、ユーロの政策金利についての発表です。

米国も政策金利(FOMC)が注目されているのと同じで、

ユーロについても政策金利は重要指標の1つです。

米国との違いとしては、政策金利発表後の声明の方が相場を動かす力が強いように思えます。

いずれにしても金利が上昇すると、ユーロも上昇します。

 

製造業PMI

製造業関係の指標です。

数値として50を基準として、50よりも上か下かを見ます。

50よりも上だと景気が良くて、50よりも下だと景気が悪い状態としています。

但し、為替の場合は50を基準とするのではなく、予想よりも低いか高いかを見た方が

利益を取り易いかと思います。

中期~長期でのトレードは、数値が50よりも上か下かに注目しましょう。

 

ZEW景況感指数

ドイツの景況感についての調査結果を数値にした指標です。

市場関係者などに対するアンケート調査をもとに算出しており、こちらも基準を50としています。

ユーロは何だかんだで、ドイツの指標でも動きますので、市場関係者の意見などが重要指標として

注目されています。

 

ドイツのGDP

ZEW景況感指数でもお伝えしましたが、ユーロはドイツの景気にも左右される通貨です。

そのため、ドイツの国内生産の指数も注目が集まります。

ドイツの景気が悪く下落するとユーロも下落する場面も多く見られますので、

ユーロを取引する方は、ドイツのGDPにも注目すると利益が取れやすくなります。