ポンド(GBP)のファンダメンタルズ分析方法と指標について

ポンドでファンダメンタルズ分析を行う際に

どのような指標を見て行けば良いのかご紹介致します。

どの通貨よりも値動きが荒くハイリスク、ハイリターンの為、大きく稼げる通貨ですが、

一歩間違えるとその分損失も大きくなり易い通貨です。

ファンダメンタルズ分析を行い、利益率を少しでも多くなるように心掛けましょう。

各国の指標が知りたい場合はこちらから ⇒ ファンダメンタルズ分析で役立つ各国の指標についての説明

BOE政策金利発表

ポンドのインフレターゲットは、年1~3%に設定されており、インフレ率が高いほど

政策金利が上昇する傾向にあります。

個人的には、2%以上を目途に金利上昇を判断する材料かと思います。

金利が高くなれば、ポンドも上昇しやすくなりますので、重要な指標となります。

 

BOEインフレレポート公表

BOE(イギリス中央銀行)が行っているインフレに関するレポートになります。

金利の見通しに直接関わる指標になりますので場合によっては、

対円トレードで数円動く事もあります。

ポンド自体が、値動きの激しい通貨ですので、

レポートを見極める事によって大きく利益が取り易くなります。

 

イギリスのGDP

イギリスの国内生産も重要な指標です。

金利でのインフレターゲットを年1~3%としていますので、

発表次第では大きく動く事があります。

政策金利でもお伝えしましたが、指数としては2%を目途に見通していくのが良いでしょう。

 

小売売上高

イギリスでは、金融政策として、物価の安定を第一に考える傾向があります。

その為、小売売上高も重要な指標になります。

前年比、前月比と見て、予想と前回よりもプラスになっているかを見て来ましょう。

基本的に、プラスだと景気が上昇傾向、マイナスだと後退と言った感じになります。

毎月発表される指標なので、小売売上高がプラス ⇒ 国内生産上昇 ⇒ 金利上昇

⇒ ポンド上昇と言った動きになりますので、見通しが立てやすくなります。